背もたれの固定方法

手作りローチェアの背もたれの固定方法を改良。見事、固定強度をアップ。最重量のお父さんが座っても背もたれが外れることはない。びくともしない。よし!

工夫したのは「ステップル」という釘。多くのホームセンターでほぼ間違いなく手に入る材料だと思います。

布の固定方法

布打付け方法は下写真のとおりにやるのがいい。

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まず布の端は折り返して縫い合わせます。そして布はチェア本体にこんなふうにして打ち付けます。大丈夫。かんたんですよ。

布の固定方法の解説

えぇっとステップを使う前は鋲(びょう)を使って固定したんです。鋲は見栄えはいいんだけど強度が出ませんでした。キャンプで強行使用したらば鋲が抜けたりしてね。そんなビリの経験からステップルをおすすめしますよ。

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強度アップのために白羽の矢を立てたのが、こちらの釘。名前は「ステップル」。本来は電線を固定するために用いるとか。一袋、100円でした。

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上の写真は布のコーナー部分にステップルを打ち込んだ状態。ステップルのナイロン?部分が「ぐにゃ」っとなってカッコ悪い。しかし、強度は鋲に比べて格段に強い。これならイケる?

背もたれの布のコーナー部分は、端を折り返して縫製している都合上、他の部分よりも厚くなる。前回使った鋲は、コーナー部分で差し込める深さが浅くなり十分な強度が出ずに抜けてしまった。コーナー以外の部分はそれなりの強度が出たが。

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2箇所目を打っている途中、ナイロン?部分を外せば上手くいくんじゃない?と考え、手で外したら簡単に外れた。

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打ち付ける前に外してみる。

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かんたんに外れた。

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そして全て打ち付けたところ。背もたれに体重がかかると固定部分が波を打ったようになるところが気になるといえば気になる。が強度上の問題は解消された。やったー!

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