「ある理由」から手作りローチェアの背もたれ用帆布を取り寄せました。ここに帆布の接写画像とその評価を書きます。ローチェアを手作りされるみなさんの参考になれば。
背もたれは手作りローチェア最大の難所。背もたれ用の生地を裁断、縫合してフレームへ打ち付ける。この手順は、それ程難しいものではありません。やればできます(もちろん裁縫経験の有無で違いはありますが)。
問題は背もたれに使う生地選び。体重に耐えられる強さを有すること。裁断、縫合等の加工が容易なこと。好みの色であること等が求められます。
それはわかったけど、結局どれを選べばいいの?
そんなあなたの疑問にお応えしたい。そんな思いで書いています。
背もたれ用帆布を取り寄せた「ある理由」
実はスノーピークTake!チェアに使われている帆布が6号帆布なんです。それなら6号帆布を試さずにはいられない。ということで、背もたれ用帆布を取り寄せたわけです。
Take!チェアと同じ6号帆布なら、手作りを進める安心感があります。そして、もしかしたらTake!チェアの座り心地に近づけられるかもなんて期待も沸いてきます。
こんな理由から背もたれ用に6号帆布を取り寄せました。
Take!チェアロングと同じ6号帆布を使えば座り心地も同じ!?
ご存知、スノーピークTake!チェアです。下写真はTake!チェアロングです。
ヒマラヤ Yahoo!店
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ビリがTake!チェアに座るとフトモモの下にフレームが当たるんです。そこが少し気になるけど、深く腰かけて空を見上げるように完全に寄りかかった時の包まれた感じは他にない座り心地です。
遅ればせながら2013 Snow Peak Natural Lifestyle Catalogです。Take!チェアに6号帆布が使われていることはこのカタログの236ページを見て知りました。
みなさんはTake!チェアに6号帆布が使われていること知ってました?
6号帆布(キャンバス)
![]() 6号帆布(キャンバス) |
今回、マブチネットショップさんから右写真の6号帆布(キャンバス)を試し買いしました。
この6号帆布がTake!チェアの座布と同じように幌馬車の幕体に使われているか。あるいは、幌馬車の幕体に使えるほどの強度があるかは残念ながら不明です。
Take!チェアに使われている6号帆布と右写真の6号帆布が同じものであるということではありません。ご注意の上、ご覧下さい。
右写真の6号帆布には引き裂き強度、耐久性、通気性に特徴点があります。詳細はこちらをご覧下さい
。
特徴点を見るとアウトドアで不利な仕様ではないように思えますね。
6号帆布(キャンバス) 接写画像と評価
さて、マブチネットショップさんから取り寄せた6号帆布の接写画像です。
しなやかです。
密に平織された厚手の生地。肌触りがいい。
「厚手の生地」であることをわかってもらいたく裁断面を撮ってみました。生地の厚さわかります?
ビリ所有のテント屋さんで買った赤い布と比べてみました。
6号帆布は赤い布に比べて厚いことがわかってもらえると思います(同時に赤い布が薄いこともわかってもらえると思います。
手の力で引っ張って見ました。
写真ではわかりづらいですが、手で引っ張ったところ6号帆布は多少伸びました。店頭のTake!チェアに座ってみたところ、Take!チェアの帆布も多少伸びました。両者とも生地の網目は締まったままで広がるようなことはなく安心感があります。試し買いした6号帆布は手で引っ張っただけなので、次にローチェアを作る機会があれば、背もたれに張って試してみたいと思います。
ビリが運良く買い求めることができたテント屋さん赤い布は、6号帆布より薄いんですが手の力で引っ張っただけでは伸びません。びくともしません。
これまでローチェアを手作りした経験上、背もたれに使う布はテント屋さんで買うのが一番いいと考えています。そうはいってもテント屋さんで布を見つけるのは簡単ではありません。
実際にローチェアの背もたれに張った訳ではないので、6号帆布の評価は腰砕けとなってしまいましたが、Take!チェアにも使われていることや厚手であることを考えると手作りローチェアの背もたれに使えるのでは?との期待もできます。
テント屋さんで布を買うことができない場合は、6号帆布を基準にチェックしてみるのがいいかもしれませんね。
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次の11色も良さそうですね。
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