吹上高原でのキャンプを振り返りキャンパーとしての未熟さを痛感する

「宮城 キャンプ場」でネット検索した結果,間違いなく上位に表示される「吹上高原キャンプ場」。どのキャンプブログを拝見しても吹上高原について書かれた記事には開放感に満ちた写真が添えられている。そんなことから,いつかは全身で吹上高原の空気を吸い込みたいと考えていた。 ビリ家にとって近くて遠い場所だった吹上高原キャンプ場。2015年の春,ようやく当地でのキャンプとなりました。

吹上高原に向けて出発

キャンプは万全な計画のもと実行したい。入念な準備がもたらすスムーズな設営,よだれが垂れるウマイ料理。こういったキャンプが理想だ。

振り返れば,キャンプをはじめた頃は慎重だった。 そもそも十分とは言えない装備で繰り出すわけだから,一つの忘れ物が命取り(大袈裟)だと感じていた。 その後,大きな収納箱に必要な道具を詰め込むようになってからは,その慎重さが徐々に低下したようにも思う。この点について怠慢(要:反省)とも言えるが,見方を変えれば効率化を図ったと自画自賛することもできる。

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キャンプでは料理を手作りする。 そう決めていたが出発の朝は,手っ取り早さから卵サンドを買っちゃったりする。

間欠泉

自分が思い描いていたとおりのキャンプを実践できているか。 キャンプに出かけると決まって1度はこんな自問自答をする。 その結果,反省点と同時に「楽しければいいじゃない」と自己肯定したり。 そう。楽しいのが一番。

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吹上高原そばの間欠泉で緑に囲まれて・・・

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温泉たまごの完成をまちながら・・・

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他からの強制を受けず,今日もキャンプを楽しもう。 と考えておりました。

吹上高原キャンプ場

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それなりに「エグイくびれ(稜線)」をつけて張れるようになったUL20。

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お湯につける時間をきっちり守って作った温泉タマゴ。 半熟でやわらかいその黄身と白身は,スプーンなしでは食べられなかった。

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振り返ればキャンプブログで見たこの景色。バンザイをして肺を広げ,思いっきり空気を吸い込む。

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このところキャンプの夕食は,フライング気味に15時を過ぎから料理をしたほうがイイと感じている。 これは単にビールのツマミとして焼きたての肉が食いてぇ,ということなんですけどね。 焼きたての料理を熱々のうちに食べきる。ビリはこれが一番ウマイく気性に合う。

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缶ビール1本を明け,2本目に入ると同時に2品目の食材をフライパンへ投入。 キャンプブログで拝見することのあるテーブルに並んだ豪華絢爛の料理の数々。 いつも指をくわえながら拝見しておりますが,ビリ家にはなじまないスタイルなのかもしれない。というか,その技量が備わっていないのだ。

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まぁ,そうは言ったってアメニティドーム前室で飲む酒はうまい。 アルパカを突っ込めば窮屈なのは間違いないが,その「篭り(こもり)感」が好きだ。

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翌朝。突風に吹き上げられて破損するのだけは避けたくて,伏せておいたUL20。

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いつも元気に走り回る子ども達。

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はじめた頃に考えていたことと微妙にズレたキャンプをしていると感じながらも,また料理の未熟さを痛感しつつも,道具を少しずつ揃える喜びと気が向くままのキャンプに,改めて楽しさを覚える一泊二日となりました。ではでは。