完全オリジナル手作りシェルフ Aタイプ 実寸法を公開

この若輩ブログにおいて現在のところ「一番人気」となっているページがコチラなんです。これは、少なからずビリオリジナルの手作りシェルフに興味を持って下さる方がいらっしゃることの裏付けですよね。そこでビリ完全オリジナル手作りシェルフの実寸法を公開しちゃいます。

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おそらくアイディア的に「他にないもの」だと思っており、また「キャンプ 手作り シェルフ(あるいは棚)」あたりで検索しても、ネット上には同じようなシェルフが見つかりませんでした。ということでビリの完全オリジナルと言い切って紹介致します。

ちなみに未だにこのシェルフのイカしたネーミングが決まらないので、プロトタイプっぽくAタイプと呼ぶことにします。それから最後に完全コピーで自作する場合の留意事項を書いておきます。自作される方の参考になれば幸いです。

使用する材料

手作りシェルフAタイプに使用した材料です。

手作りシェルフAタイプ 使用材料
ワンバイ材 19mm×38mm 適当数
赤松プレナー材 28mm×8mm 適当数
木ねじ 適当数
木工ボンド

天板の実寸法

長手方向

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まずは天板の長手方向です。

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天板の長手方向の実寸法は693mm。シェルフAタイプは天板が上下2枚あります。両者とも同じ寸法で作ってあります。

短手方向

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次は短手方向の実寸法。374mm。長手方向と同様、上下2枚の天板について同じ寸法にしてありますよ。

天板には赤松プレナー材を

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天板には幅28mm、厚さ8mmの赤松プレナー材(だったはず?)を全20枚使っています。赤松プレナー材は7mmピッチで貼ってありますよ。

赤松プレナー材を貼り付けている材料の間隔

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天板の最後は、赤松プレナー材を貼り付けているワンバン材の間隔。

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外面(そとづら)間で333mmになっています。

赤松プレナー材でカギをつくる

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天板に張った赤松プレナー材は脚をはめ込むカギになる部分をつければOK。 上写真の二つの天板のうち、上天板が上、下天板が下です。

脚の実寸法

脚の幅

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さて、次は脚の実寸法です。

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幅は375mm。天板の短手方向に相当ところです。

脚の高さ

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脚の高さについてです。上写真のとおり、シェルフAタイプの接地面は地面に水平となるように斜めにカットしてあります。上写真に写っていませんが、斜めにカットした部分の反対側は直角にカットしてあります。その反対側から短いほうと長いほうの寸法を測りました。

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短いほうは508mm。

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長いほうは518mmです。

天板を支える材料の取付位置

脚はワンバイ材4本で構成しますが、水平に取り付ける材料は天板を支える役目を果たします。

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上天板を支えるために水平に取り付ける材料は脚の端から80mmです。

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下天板を支えるために水平に取り付ける材料は脚の端(長いほう)から32mmです。

接地面には2~3mmの隙間ができてしまいましたが、ビリの工作技術ではこれが精一杯であります。

手作りシェルフ 留意事項

おそらく上記の実寸法を参考にしていただければ手作りシェルフを作ることができるでしょう。設計の大半が終わったようなものですからね。それでもやっぱり留意事項はあります。

図面は書きましたか?
実寸法がわかっても、やっぱり図面を書くことをおすすめしますよ。
手作りシェルフAタイプの肝「カギ」について
手作りシェルフAタイプは「カギ」によって自立し、一定の強度を発揮しています。
「カギ」を組むために上記で紹介した材料を使用しています。したがって、上記以外の材料を使うなら微妙に寸法を変更してやる必要があると思われます。
「カギ」についてコチラもご覧下さい。

面倒な留意事項を書きましたが、ホームセンターで材料が揃うと確認できれば、さっと図面をひいて作ることができるんじゃないでしょうか。 あっ、そうそう電動工具を使用される場合はくれぐれもケガをしないよう気をつけましょうね。