ミニポルタA70Lf レンズで変わる月の見え方

今日、平成25年4月22日。こと座流星群が極大なんだそうですね。こんばんは。ビリです。

ビリ家では月の観察がブームとなっています。そう、Vixen(ビクセン)ミニポルタA70Lfで月を観察しています。

ミニポルタA70Lfにはレンズが付属しています。そのレンズを使い分けることで対象物の見え方が変わります。

20130422_3

ビリ家のカメラで月を撮影したら上写真のようになりました。撮影方法を変える余地はあるものの、現在のところコレが精一杯。でもミニポルタで見る月は上の写真とは全然違います。月のクレーターも確認できますから。

ミニポルタのレンズ

20130422_2

ミニポルタに付属のレンズ二つです。思いっきり縮めて言うと「小」と「大」になります。

レンズをのぞき込むと、ふつぅの望遠鏡と同じように丸い窓の中に対象物を見ることができます。レンズを使い分けることで窓の中に見える対象物の大きさが変わるわけですね。

「小」を取付て月を観察すると窓の中に月全体がおさまった状態で観察することができます。クレーターも見れましたよ。

一方、「大」を取り付けて月を観察すると月は窓の中におさまらない。つまり拡大できるわけでありまして、もちろんクレーターは「小」よりクッキリ見えます。感動です。

20130422_1

お兄ちゃんも食い入るように観察していました。

BEーPAL (ビーパル) 2013年 05月号 [雑誌]

望遠鏡を覗き込んでいると月が移動していくのがよくわかります。月の影の形が変わっていくことにも気づきます。それから「空気のゆらぎ」っていうんでしょうか。そういうものも見えるんですね。

遠くの星を拡大して見る。そこにはたくさんの「気づき」がくっついてきます。純粋無垢な子どもの感性によって「気づき」や「驚き」や「発見」が記憶に落とし込まれる。脳みそのシワに刻み込まれる。

勉強が嫌いになる前に、退屈になる前に「遊び同然の天体観測」を通じて星に興味を持ってくれたなら・・・望遠鏡を覗き込むお兄ちゃんの背中を見ながら、そんなことを考えていたりするわけです。

そういえば、最新のBE-PALではミニポルタA70Lfの上位機種が紹介されていましたね。子どもと家族一緒にキャンプを楽しむ。天体観測を楽しむ。そんなストーリーもステキです。