とことん山キャンプ場 地獄の秘湯ハイキングで忍耐力を鍛える

キャンプをはじめたのは2年前。キャンプをはじめたのと同時に家族でハイキングをしてみたかった。その念願が叶ったのである。

念願の家族ハイキング

20130628_1

ビリ家初のハイキングの地はなんと地獄。とことん山キャンプ場近くの川原毛地獄を歩いてきました。

川原毛地獄

20130628_2

とことん山キャンプ場から車で30分程だったかな。 緑の木々が生い茂る山を眺めながらのドライブ。泥湯温泉を通り抜け、ほどなくして川原毛地獄に到着。その山肌の異様さと看板が警告する「毒ガス」に大人でも腰が引ける威圧感を覚えました。

地獄へようこそ・・・川原毛地獄(湯沢市ホームページ)
http://aios.city-yuzawa.jp/kanko/kanko02-01.htm
20130628_3

緑の山とは対照的な灰色。「地獄」と形容されることに頷ける光景が広がっています。

川原毛大湯滝を目指して

20130628_4

ハイキングの目的地は川原毛大湯滝。いざ大湯滝を目指してスタート。毒ガスにやられるのはイヤなのでビビリながら足早に進みました。

20130628_5

一番心配だったのは子どもたちがどの程度歩けるかでした。川原毛大湯滝までは先ほどの「毒ガス」警告看板の入り口から30分くらいとのこと。心配だった子どもたちも音を上げることなく歩きました。

20130628_6

経路の途中にある川原毛地蔵尊。川原毛大湯滝へは、ここからさらに下って行きます。周囲の景色は地獄の山肌から一変。ふつうの山道になります。

20130628_7

橋を渡るお兄ちゃんとボクちゃん。そしてお母さん。 お兄ちゃんは体力的にはまったく問題なさそう。ボクちゃんは少し疲れたかな。

喉が乾いた状態で、また腹が空いた状態でも頑張らなければゴールに着けない。ビリ家の子どもたちに身をもって経験させたいことのひとつです。

普段は「お母さん喉乾いた。ジュース」ですからね。

常に満たされている。苦境に立たされたこともない。だからその耐力もないだろう。当然、親であるビリも自分の子どもの耐力がどの程度なのかしらない。 何も80歳でエベレストに登れと言っている訳ではない。まずは、ふつうの常識的感覚でいう一人前の耐力を身につけ、さらに忍耐強くなって欲しいと願っている。 こんなことを考えながら、子どもたちを見ていました。

感動の川原毛大湯滝

20130628_8

歩みを進めると下り勾配がキツくなり、なにやら滝から落ちたであろうお湯の音が聞こえて来ました。 さぁもうすぐゴールだ。

20130628_9

で到着。これが川原毛大湯滝。滝から落ちてくるのは温泉です。 本当はこの滝壺のお湯につかるのが目的だったんです。けどね、水着がありませんでね。いや水着なしで全裸でも行けたんですよ。でも、他の方もいらっしゃったしね。ちょっと抵抗が。湯沢市のホームページにあるとおり水着着用をおすすめします。ハイ。

20130628_10

滝壺のお湯につかることはできなかったけど、足を温めて疲れを癒しました。

子どもたちには、今日のハイキングのゴールがこの川原毛大湯滝であることがわかっていたのか。子どもたちはどれほどの達成感を得られたのか。いちいち聞いたりするのは面倒だし、何となく子どもたちの表情を見ればわかったりしたもんだから、ハイキングしてよかったなぁと淡い思い出を胸に刻み足を拭いて帰路につきました。

登りはキツイ

20130628_11

途中、さなぎから飛び出たばかりであろう動かないセミを見つけたので記念撮影。

20130628_12

下りと違って上りはキツイ。それでも子どもたちは一度も音を上げることなく地獄の底から帰還しました。

20130628_13

そして、とことん山キャンプ場へ戻りました。 これまでキャンプ場での遊びは遊具、フリスビー、キャッチボールが中心。そんなビリ家にとってハイキングはとても新鮮でした。森林浴もできたし、地獄の秘湯も拝めたし。何よりこの爽快感がイイ。

「とことん山キャンプ場 地獄の秘湯ハイキングで忍耐力を鍛える」への2件のフィードバック

  1. こんにちは!
    ハイキング、無事到着良かったですね~。
    確か前回はタイムアップで残念な結果に・・・。ボクちゃんの成長をすごく感じました!
    以前出来なかったことが、出来るようになったという成長が、親にはとても嬉しいもんですよね。
    それにしても、秋田にも「地獄」があるんですね~(驚)!特にこの「温泉の滝」は圧巻です!
    九州では別府温泉や鹿児島の霧島温泉など有名ですが、こんな滝は見たことない・・・!!!

    1. taku+nana papaさんへ
      ビリです。滝が映る一枚目の写真をよく見て下さい。二本の滝のうち左側の滝の近く。岩斜面に人がいるんですよ。気づかれました?
      水着があればよかったなぁ。存分に滝壺を楽しめたんですけど。無念。
      子どもたちはよく歩きましたよ。こうやって少しずつ歩く距離を伸ばして行こうと考えています。taku+nana papaさんのブログでもコメントさせていただきますね。では。

コメントは受け付けていません。