大掃除のため箱入ヘリノックスをはじめて収納してみた

家の中で使えるチェアが欲しい。もしかしたら将来的にウッドデッキでも使えたら。そんな思惑から買い求めたヘリノックスコンフォートチェア。大枚叩いたチェアが汚れたり傷ついたりしていくのは見るに忍びないという理由から現在のところ「屋内環境」で継続使用しております。大事に使ってますよ。

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そんな使い方をしているもんですから、これまでのところ最大の売りである「軽量かつコンパクト収納できる」魅力を体験したことがなかったわけ。この度、そんな箱入ヘリノックスを大掃除のためはじめて収納したのである。

タグに明記された耐荷重

収納した際の写真をいくつか下に載せてます。けど、その前に。以前、ヘリノックスの華奢(きゃしゃ)なフレームの強度を疑っていたけれど耐荷重の不安を払拭しヘリノックス購入の決め手となった動画がコレで購入に踏み切ったことを書きました。

で、今さらながら気づいたのがこんなところ(下写真)についていたタグ。

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よく見ると・・・

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「耐荷重145kg」が明記されています(黄色矢印のところ)。 ここまでの使用感から言えば、ヘリノックスの耐荷重について不安に感じることは少ない。いや、最初はビビリながら座ってましたけどね。例えば、中腰から座布に接するまでそぉ~っとオケツを下ろしたり。それから、大人が座って子どもを抱っこすることはご法度なんて家庭内ルールを作ってみたり。

確かに座った状態で「お尻フリフリ」的な運動をすると全体が左右にブレるってことはありますよ。でも、それが即破損につながるなんて不安はない。必要な強度を持たせ無駄を削ぎ落として軽量化を図ったのだろうから、座っている最中の多少のブレはやむを得ないのではないかという印象です。

コンフォートチェアの収納

座布を外す

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コンフォートチェアのフレームは座布の穴(上写真)に差し込まれています。この部分は全部で4個所。一つずつ取り外していきます。説明のしようがない程かんたん。外すだけです。

個人的には、上写真の穴部に荷重が集中して「のび」とか「変形」とかするのかなぁと感じていました。でも、それは取り越し苦労だったようです。購入時の記憶と比べてもなんら変化がありません。ビリ的にはこういうところが、「長く使える」という確信につながっていくのだと感じるとポイントであり「買ってよかった」と思えるツボです。

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フレームから座布を外すとこんな感じ。

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屋内環境で継続しようした証。フレームにホコリがまとわりついておりました。愛情込めてホコリを拭き取りましょう。

フレームを収納する

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フレームの収納も超かんたん。フレームの中にとおされているのは伸び縮みするゴムみたいなヒモ。おそらくショックコードと言っていいんだと思いますが、こうやった連結されたフレームをちょっと抜いて折りたたむ。かんたん。

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仕舞い寸法は組み立てた時、水平に左右に走る一番太いフレームの長さになります。

収納袋へ入れる

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収納袋へ入れるのも超かんたん。

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とりあえずフレームだけ突っ込んでみたら、当然がぼがぼ。

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いったん袋からフレームを取り出して、座布に巻きつけてみることに。

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再度、収納袋にイン。超かんたん。シュラフをパッキングするときの力技は一切不要。サクッと収納できました。

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ちなみにコンフォートチェア同様、屋内使用継続中のスノーピークtake!チェアと並べてみた。スノーピークtake!チェアの仕舞い寸法を「1」とすると、コンフォートチェアは「1/3」程度。実にコンパクト。

間違いなくコンフォートチェアとtake!チェアの開発コンセプトは違うものだから、仕舞い寸法だけ比べても意味がないのはわかっております。 「軽量かつコンパクト」を重視したコンフォートチェアと「背もたれから頭もたれ」まである座り心地重視のtake!チェア。言わば対立軸上にある両者を所有してみて、改めてキャンプ道具って面白いなぁと感じたところであります。

あなたなら、どっちを選びますか?

by カエレバ
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