オートキャンプなら荷物の量や重さはあまり気にしなくてよい。というのが定説かと思われます。 けど、やっぱり積み下ろしの回数とか設営に要する時間とか。結構変わるもんですよ。装備によってね。

ビリ家の場合、現在のところ車載量と設営時間を左右する大きな二つの選択肢があります。 一つ目は「タープをどうするか」。二つ目は「熱源をどうするか」。二つの選択肢の組み合わせによって車載量と設営時間が変わります。
車載量と設営時感を左右する二つの分岐路
タープの選択肢

キャンプをはじめるために買い求めたメッシュエッグ。子どもたちとのキャンプでもこの種のスクリーンタープがあると安心。特に寒い季節の風をさえぎってくるのがよい。
もう一つはヒルバーグのUL20。スクリーンタープにはない解放感があること、もしかしたら子どもの友達家族とキャンプする際に役立つかもとの期待から買い求めたヤツ。
熱源の選択肢
現在、3種類のバーナーがある。キャンプをはじめた頃はコールマンのツーバーナーを持ち歩いていたけれども「ツーバーナーをフルに使う」ことがないのにガサバる大きさなのでシングルバーナーを追加購入。最近はもっぱらMSRウイスパーライトを使っている。コンパクトなところがお気に入り。

キャンプの都度、毎回考えてしまうのが「炭を持っていくか」、「薪を持っていくか」ということ。 炭焼きは旨いし焚き火もしたい。するとファイアグリル、炭、薪を持つとになるので一気に荷物が増える。楽しいからイイのだけれど炭を熾す時間も結構かかる(苦手です)。 でビリ家の場合、炭を熾す時間も設営時間に含めたりすると下表のとおりになります。
車載量と設営時間のまとめ
キャンプには当然テントとか食器とかランタントとかの必須のモノも持っていきますよ。こういう必須のモノに加えて、ビリ家の場合は ・バーナー+UL20 ・バーナー+メッシュエッグ ・炭、焚き火+UL20 ・炭、焚き火+メッシュエッグ というバリエーションからいずれか一つをチョイスしています。それぞれの組み合わせによって車載量と設営時間は下表のとおりになります。
タープ | |||
---|---|---|---|
UL20 | メッシュエッグ | ||
熱源 | ウイスパーライト | 車載量:最小 設営時間:最小 | 車載量:中 設営時間:中 |
炭・焚き火 | 車載量:中 設営時間:中 | 車載量:最大 設営時間:最大 |
炭焼きしたい。焚き火したい。なら持って行くしかない。ヤリたいことをするには当然のこと。と言えばそうなんです。どれも大差ないように思えてしまいます。が、先日考えさせられたことがありましてね。

ゴールデンウイークに御所の台オートキャンプ場に行って上写真のように肉を焼いていた時の事です。 旅行が主目的のキャンプは車載量を最小。設営時間も最小にするべきだなぁ。と痛感しました。
というのもビリは元来、炭を熾すのがヘタでして(苦笑)。炭を熾そうとすると食事の時間を見計らって早めにとりかかっています。炭熾しに拘束されてしまう訳です。だから遊び相手のいない子どもたちからは「なんでお父さん遊んでくれないの」とイライラ。こっちもイライラ。ムゥ~。 次の日は不老不死温泉に向けて早めに出発する予定でした。それなのに炭を使ったばっかりにファイアグリルの撤収にも時間がかかり。わずかな時間ではありますが、キャンプの目的に合わせて装備を選ぶことって大切なんだなぁと痛感したところです。
夏にかけてはらメッシュエッグよりUL20が活躍するシーズン。軽量かつコンパクトなタープで済むと考えると気持ちが楽になりますよね。
こんばんは、taku+nana papaです。火起こし=重労働=男の仕事って感じですよね・・・。
自分もそうだったんですが、「西岡式」を試したところ、一度もうちわで扇ぐことなく勝手に
火が着いていました。今までの苦労はなんぞや・・・。これで子供達と遊ぶ時間が
倍増するかと思います。
ちなみに形の揃っていない「安い」炭でも充分です(@90円/kgの端炭でも今のところ全勝です!)。
ごめんなさい。URLを忘れてました。
http://www.youtube.com/watch?v=GxUs6HsFUTY
taku+nana papaさん
ビリです。毎度コメントありがとうございます。西岡流。早速確認しました。うん。これならイケル。
実はこの記事に書いた出来事をきっかけにユニフレームのチャコスタあたりを導入しようかと考えていたところでして。悩みどころは荷物が増えるトコロ。チャコスタはコンパクトに収納できるとは言え、ガサバるし。それなりに重いし。
そんな時にご教示いただいた西岡流。目からウロコであります。
苦手な者からすると、炭熾しってなんか「アウトドアの技量を試されてる」ような気がしましてね。男のプライドにかかわってくる(大袈裟?笑)モノなんですよね。
次回は西岡流で胸を張って炭熾ししてみます。ありがとうございました。