お父さんの本気度を見せたシュラフ選び モンベルダウンハガー

キャンプをはじめて3年目。ようやくビリ家も人数分のシュラフが揃いました。という記事です。

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キャンプ道具選びは常に「経済力との葛藤」の中にありまして。特に、家族人数分を揃えなくちゃならないヤツは厄介であります。単品なら頑張ればなんとかなる。でも×(かける)人数分となると、ちょっとした価格差がフトコロに大きく響いてくる。

家族人数分を揃えなくちゃならないヤツの中で最も悩ましいのがシュラフだと思っていまして・・・

ビリ家の初代シュラフはスノーピークオフトンBD-103

キャンプをはじめるために最初に選んだのはスノーピークセパレートシュラフオフトンワイドBD-103でした。 オフトンワイドのイイところは次。

スノーピークセパレートシュラフオフトンワイドのいいところ
幼稚園児くらいまでなら子ども一人、大人一人が入れる(それぞれ体格に左右されます)
このため添い寝できる(甘えっ子のボクちゃんと母親目線からするとコレ重要でした)
当時、上記2点が魅力的に感じられ「シュラフ2個買えば大人二人、子ども二人で寝れるんだったら」と思える値段だった
by カエレバ

ビリの経験上、小さなお子さんがいらっしゃる方にはオフトンはいいかもしれません。

しかしですね、去年後半あたりからオフトンに子ども一人、大人一人が入るが難しくなってきたんです。子どもの成長って早いもんですよね。 だからオフトン内が窮屈。寝返りできない。熟睡できない。こんな困った状況になりました。

そこでシュラフ追加を決断。

追加するシュラフの条件からモンベルダウンハガーが浮上

追加するシュラフの条件は以下。

追加するシュラフの条件
オフトンで気になっていた首、肩まわりの寒さを解消するためマミー型を選択する
オフトンにブランケットを突っ込めば多少寒さに耐えられるのはわかったが、同時に荷物(ブランケット)が増えるのは厄介だと感じていることから使用可能温度が低いものを
色はあまり気にしていないけど、できたら赤かな

この条件でネットを漁った結果、いくつか選択肢が浮上。中でもモンベルダウンハガーが良さそうに見えました。 アウトドアショップでシュラフ選びの指南を受けたところ、ダウンの質で選ぶならモンベルよりもナンガ(NANGA)が上とのことでありました。反面、一般にナンガ等の山岳用シュラフは伸縮性がないとのこと。体にフィットさせる作りのほうが保温性が高まる?といった説明を受けました。どうやら伸縮性は保温性とも相関があるようです。 そんな丁寧な説明に加え、さらに何種類かのシュラフを試用させて下さいましてね。頭にインプットされてしまった保温性と伸縮性という言葉が離れず・・・評判どおりダウンハガーの優れた伸縮性があるのを確認しました。

ダウンハガーに決め手から悩んだのは「何番にするか」でありまして。オフトンの最低使用温度5℃の上をいく#1あたりと思っていたんだけど、いざ値札を見ると#2でもいいのかなと及び腰。 で、しばらく悩んだ結果、ここは本気度を見せよう(誰に?)ということで、結局スーパースパイラルダウンハガー#1を選択しました。

モンベルスーパースパイラルダウンハガー#1の使用感

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暖かい。この一言。 シュラフに足から滑り込むとダウンにはらまれる空気が体温で温められ、ポカ、ポカ、ポカ、とシュラフ内が温まっていくのを実感します。

先日の御所の台太平山リゾート公園オートキャンプ場は日中の最高気温が10℃程度で夜の冷え込みも厳しいものがありましたが、ボクちゃんはダウンハガー#1で汗をかいて寝ていました。極限状態で試したわけではありませんけど、下着のままー9℃までは快適に眠れるという指標に力強さを感じます。もしかしたらファミリーキャンプにはオーバースペックかもしれませんけどね。

キャンプの夜。寒さに凍えながら朝を待つのはイヤですよね。快適な睡眠環境を作りたいと思いますよね。 ビリの使用感からダウンハガー#1は有力な選択肢になると思います。

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こちらはビリ家の特等席。マットはサーマレストのリッジレストソーラーです。

by カエレバ