テントを買ったらこれまで行けなかった遠くの場所へ出かけよう

行ってみたい。見てみたい。頑張れば到達できそうなところも,やはりハードル(主に宿泊費を中心とした費用)が高く見送られ続けていた場所がある。 前回記事の種差海岸はその代表格。 キャンプをしていなければ,テントを持っていなければ一生この目で見ることのできなかった景色。テントを持つことで,間違いなく行動範囲が広がる。2泊3日の行程が組めれば300kmを超える遠方まで行くこともできる。

観光先として八戸を選択

遊びの計画を練るのは楽しい。どこに行こうか。どこまで行けるか。 こう考えた時にいつも頭に思い浮かぶのは昔読んだこの本にあった,「1日の移動距離は150kmが妥当」という目安。 150kmが妥当との指摘は,ビリの実感によく合う。子ども達の車酔いの心配はないし,「まだ着かないの」とダダをコネラレルことも少ない。移動先での観光を含めて程よい遊びになる。

だが,自宅から150km圏内での遊びには,いつか退屈する。愛着のある場所では繰り返し遊びたいが,同時にもっと遠くの違った景色を見てみたいという欲求が消えないのも事実。

蕪島

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この旅行の最大の目的である種差海岸キャンプ場を出発して,国の天然記念物に指定されたウミネコの繁殖地「蕪島」へ。 ウミネコの数に圧倒されて近づけず。遠くから眺めました。

鼻館岸壁朝市

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海から来る霧(おそらく「なご」と言われるヤツ)で,ガスってますが。

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ご当地の市場では,普段目にすることのないものに興味津々であります。

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やっと青空が見えてきた頃,極楽湯でひとっぷろ。 蕪島。鼻館海岸朝市。仙台人が牛タンを食べることが少ないように,地元の方はあえて足を運ぶようなところではないのかもしれないが,やはりよそ者にとっては新鮮なのであります。

盛岡にてじゃじゃ麺を食す

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八戸を発って盛岡へ。この旅では岩手県内でも1泊する予定とし,昼に名物の「じゃじゃ麺」を食べることにしておりました。 じゃじゃ麺と言ったら,白龍本店で決まりのようですね。この日,白龍本店に行ったら,物凄い行列だったので即,あきらめました。

食べログ 白龍本店
http://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3000037/

小吃店 フェザン店

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行列に並ぶ気はないが,じゃじゃ麺は食べたい。 粘って探した結果,小吃店を発見。やっとありつけました。

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ひとしきり食べたら,たまごと追加スープを足してもらいます。チータンと言ってね。 じゃじゃ麺の味を初体験でき満足。

光源社

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じゃじゃ麺を食べた後,光源社へ。心を癒してくれる佇まいに見とれてしまいました。

光源社 ホームページ
http://morioka-kogensya.sakura.ne.jp/

岩手県内某所

さて,盛岡観光の後はキャンプ地へ。予定していたキャンプ場が大混雑で入場できず。それでも何とかキャンプ地を見つけて設営。

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里山の斜面に数箇所のデッキがあるこのキャンプ場。テントはこのデッキ上に設営する他なく,はじめてのデッキ設営でした。 正確なところはわかりませんが,この自治体によって運営され公園内に設けられたこのキャンプ場は,少し古い時代のキャンプを前提に設計されていると思われます。というのも,最も大きいデッキを選びましたが,アメニティドームのインナー床面積はとれるけど前室が張れない。

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それでも,とりあえず寝れますから問題なし。 いつもの質素な食事をして,おやすみなさい。八戸,盛岡旅行の二日目が終了です。