種差海岸キャンプ場 テント設営の所要時間について考えさせられる場面に遭遇の巻

種差海岸キャンプ場に行ってきました。種差海岸の天然芝生地は「みちのく潮風トレイル」のコースにもなっていて,たびたびアウトドア誌にも登場しますね。アウトドア誌で種差海岸の絶景に触れる度,いつかは行ってみたいと考えていた種差海岸。テントをかついで行ってきました。 そして「テント設営の所要時間って,テントサイズとか設営する人数によって,こんなにも違うのか」という場面に遭遇しました。

種差海岸キャンプ場

八食センター

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初日,青森県内を観光。昼過ぎには八戸市内の八食センターに到着。鮮魚がならぶ中,小さな刺身といくつかの惣菜をゲットして種差海岸キャンプ場へ。

    八食センターホームページ
    http://www.849net.com/

早起きをして朝日を見に

種差海岸キャンプ場に到着。アウトドア誌で見たあの天然芝生をこの目で見る。そして感動。 感動のあまり写真を撮り忘れた模様・・・というか,翌日の天気予報も悪くはなかったために設営に集中し「写真は明日にしよっ」と考えていたんですね。そしたら,翌日は「海から来る霧(ネット検索したら「なご」というようです)」が激しく,「緑の芝と青空」のアウトドア誌で見たあの景色を撮れないではないか。

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そんな残念な経験をしたものの,早起きをしてお目当ての朝日を見に。

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朝日も「海から来る霧」のせいか,太陽が水平線から顔を出す様子は見れませんでした。

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けれど,家族で見たこの朝日。いい思い出です。

朝食

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このところ腰を据えてキャンプ場に滞在することよりも,「旅行(遠征)」の宿泊手段としてのテント泊という色合いが濃くなっています。

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この日は,青森を発って岩手県入りし,もう一泊する予定でした。そんな背景もあって,朝食は超かんたんに済ませました。

テント設営の所要時間について考えさせられる場面に遭遇

このキャンプでは「テント設営の所要時間って,テントサイズとか設営する人数によって,こんなにも違うのか」という場面に遭遇しましたので紹介します。 結論は「ミニマムな装備であればある程,設営する人が多ければ多い程,設営時間は短い」という至ってフツウないわずもがなの内容です。けれど,以下の3組がほぼ同時に設営を開始し,その仕上がりまでの時間が見事に違いすぎていたのがビリにとっては新鮮でした。

1組目:トルテュ×1張り

snowpeak (スノーピーク) タープ トルテュPro. TP-770R [4人用]

3組の内,最大サイズのトルテュをファミリー(父,母,幼稚園児(男)2名)で設営。ハタから見ているとお父さんが孤軍奮闘の状態。テントの他,バーナー,グリル,テーブル等,ほとんどの装備が大形。 豪華絢爛な装備に羨ましさを覚えながらも,トルテュを一人で張ることの大変さのほうが強く印象に残りました。案の定というか,想像通り,設営所要時間が最大となったのがトルテュ組です。

2組目:ラゴ×2張り

スノーピーク(snow peak) スノーピーク ラゴ2 SSD-740R

おそらく,みちのく潮風トレイルを歩いてきたファミリー(父,母,中学生か高校生(男・女)2名)。こちらのみなさんは,オシリから後頭部まであるサイズのザックに装備を収納していらっしゃいました。テントに限らず,必要性を追求して無駄なもをそぎ落としたミニマムな装備に感じられました。 テントは,スノーピークラゴを2張り。1張りの設営に2名でとりかかりあっという間に完了。テント内にマットとシュラフを広げる等,設営の全てに要した時間は3組の内,最短。設営後の夕食までも超高速。敬服でございました。

3組目:アメニティドーム×1張り

snowpeak (スノーピーク) タープ アメニティドームS SDE-002 [3人用]

ビリ家。若輩ながらも繰り返し設営してきたアメニティドームで(勝手に対抗心を燃やし)上記2組と設営所要時間を競う。ラゴ組に完敗も,トルテュ組には大きな差をあけて勝利。ともに闘ったアメニティドームに更なる愛着を覚える。

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「旅行(遠征)」の宿泊手段としてのテント泊を考えた場合,設営(撤収)時間は短いほうが絶対に良い。家族4人が寝れて適当なサイズ。少々寒ければ,ストーブを前室に入れられるし,余裕はないが収納力もあって夜露・朝露に装備を濡らすこともない。 アメニティドームはやっぱりいいですわ。