奥さまの希望を叶えようと考えたら、やっぱりキャンプが役立ったという話

どうもどうも。ビリです。 久しぶりのアップです。

龍泉洞

奥さま念願の龍泉洞

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岩手県は岩泉町にある龍泉洞。日本三大鍾乳洞の一つとして知られています。 龍泉洞は、お隣岩手県にありながら、そして家内からも連れていけと言われていたのに決断できなかった場所。決断できなかった理由は遠いため。

「龍泉洞に行ってみたい。自分が見たいのはあるけど、それ以上に子ども達に見せたい」 何度か、奥さまから懇願されたことがありました。けど、龍泉洞までの道を往復する元気がない・・・

こんな状況を打開してくれたのがキャンプ。 「キャンプ泊すれば、どこまででも行けそうだね」 龍泉洞に向けて走る車の中では、こんな話をしていました。

地底湖を流れる水のキレイなこと

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上写真は龍泉洞に入る前で撮った一枚。 写真のできはともかく、水が綺麗。水の流れ。葉の緑に全身が癒されます。ずっと見ていたい・・・心地よくて、気づいたときには何も考えずにボーッとしていた。 これが自然が持つ癒しの力でしょうか。

龍泉洞内

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さて龍泉洞内部に侵入です。 長い歳月が刻んだ鍾乳石の造型。

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すごい。 どちらかと言えば岩手県の海沿いにある龍泉洞。東北地方太平洋沖地震で相当な揺れに見舞われたと思う。モロそうに見える鍾乳石には、地震の被害と思えるような亀裂はなかった。 「この前の地震は確かに大きかったけれど、自然界にはそういうこともあるんだよ」 鍾乳石は無言のまま、そう語っているようにも感じました。当時、慌てふためいたビリとはおお違いでございます。

地底湖

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奥さまたっての希望。地底湖もしっかり見ましたよ。澄んだ碧。研ぎ澄まされた青。なんと形容すればいいのかわからない輝きと深さ。私の写真の腕では再現できない代物でございました。

地底湖の前で「スゲー」を連発する子ども達。念願の地底湖に目を凝らす奥さま。ビリは家族が喜ぶ光景にニヤリです。

冒険心をくすぐる名前ですよね。「地底湖」って。 龍泉洞内は通路が整備されていてますんで、さほど冒険っぽさはないのですけれど、小学生(低学年)くらいの子どもには「度胸試し」的な遊びに思えるかもしれません。

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で龍泉洞サイダーを飲んで一服。

宮古へ

龍泉洞まで来たなら宮古へも行かなければ。という思いもありキャンプ場を探したら、宮古姉ヶ崎オートキャンプ場がヒット

宮古姉ヶ崎オートキャンプ場
http://www.qkamura.or.jp/miyako/camp/

宮古に行くなら魚介・寿司。ということで蛇の目寿司へ。

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普段滅多に口にはいらない、

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お寿司、どんぶりをいただきました。 キャンプで宿泊費をおさえた分で贅沢です。

ちなみに、宮古姉ヶ崎オートキャンプ場は、休暇村陸中宮古の施設です。今回は、休暇村陸中宮古の日帰り入浴を利用しました。

楽天トラベル
休暇村 陸中宮古

宮古姉ヶ崎オートキャンプ場

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できれば三鉄に乗りたかった。できれば北山崎まで行ってみたかった。 強行スケジュールを組めばできなくもなかった。けど、車の長旅は子ども達も疲れるので無理はしないことに。

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フリーサイトの広い芝生の上でキャッチボールやフリスビーに興じた後は、散策です。

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歩いていたら、なんと野性のカモシカ。逃げるカモシカを執拗に追いかけてカメラにおさめました。いい思い出がまた一つ増えました。

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崖の下に見える海の青さは、龍泉洞に負けず劣らず美しく。深い爪痕を残した東北地方太平洋沖地震とその津波。海を憎むとか憎まないとか。いろんな感情、モヤモヤを忘れさせてしまう美しさなのであります。

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そして夕食。運転疲れで料理できないでしょうという諦めからレトルトカレーに。この選択は正解。 食後の晩酌のともはでんろくの豆。質素な夕食だったけど、昼・夜とメリハリをつけビリ家なりの遠方旅行を楽しめたことに大満足なのでありました。